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まず,雑誌スポンサー制度についての4点のお尋ねにお答えします。
岡山市におきましても,人口減少社会を迎えることが予測される中で,将来にわたりまして多様な市民ニーズに応える図書の種類や冊数の確保を図る必要があります。図書の寄贈や雑誌スポンサー制度の導入などは有効な手だてであると考えております。寄贈につきましては,10年ほど前から館内掲示やホームページで御協力をお願いしておりまして,平成26年度は約5,300冊の寄贈を受けております。
雑誌スポンサー制度は,その雑誌を手にとる人にしか広告が目に触れず,宣伝効果が薄いという課題がございますが,スポンサー名を館内掲示やホームページで紹介するなどの工夫を検討いたしまして,今後の導入に向けて取り組んでいきたいと考えております。
次に,小・中学校の教室へのエアコン設置について順次お答えいたします。
気温上昇によりまして学習環境への影響も懸念されております。エアコンの設置は重要な課題であると考えておるところであります。
温度調査対象は,平成25年度は市内2小学校を対象に調査を始めました。年度や地域により気温差があることから,現在市内8小学校に対象を拡大し調査を継続しております。
試算幅の理由といたしましては,買い取り方式やリース方式の比較によるものでございます。資材高騰による試算につきましては,業者への聞き取りによりまして,これまでの試算と同様と考えております。
他都市との地域格差及び平成29年度以降の優先順位についてでございますけれど,学校の耐震化は他都市に比べておくれまして,急ピッチで今現在行っております。そのための多大な財源が必要となっておりまして,エアコン設置につきましては長寿命化対策とあわせて耐震化以降の課題であると考えておるところでございます。
以上です。 |